2013年11月3日日曜日

Dynabook AZのUbuntuアップデート

最近までDynabook AZのubuntuは12.10を使用していた。
特にこれで困ることもなかったからなのだが、13.10も出たことだし、アップデートにも毎回エラーが出るようになったので、OSを更新することとした。
単体ではアップグレードできないようなので、母艦とつないで改めてインストールし直し。
今までの流れで13.10がインストールできたが、残念ながら、無線LANが使えない。
Wifiの電波は認識しているので、使えるように思えるのだが、そこからIPアドレスを割り振ったりすることができない様子。
仕方がなくUSB経由で有線LANを使用。
こちらも、ハードウェアーは認識しているようだが、繋がらない。
再度、インストールし直しても同じ現象。
ネットで調べると、同様にお困りになった方々がいらっしゃるようで、使用を断念されたご様子。
どうしうてこういう仕様になってしまったのだろうか?
無料で提供していただいているので、仕方がないのだが、期待して時間をかけて作業しただけに実に残念である。
元の12.10に戻そうかとも思ったが、せっかくなので、13.04を試すこととした。
無事にインストールできると、こちらはスムーズに無線LANも認識。
12.10に比べて良くなったことは特に見あたらないが、全体的にエラーが少ない気がする。
特に、今まではアップデートの度にいくつかアップデートしきれないでエラーのまま終了していた部分があって釈然としなかったが、今回はきちんと終了できている。
動画やフラッシュの再生は期待していないので、自分にとっては特に問題ない。
相変わらず、程良い大きさと薄さで表計算ソフト等がパソコンと遜色なく長時間駆動してくれることはありがたい。

ところで、もともと「クラウドブック」として売られていたこのマシンだが、クラウドサービスはほとんど使える状況でなかった。
現在も、Dropboxは使用できないが、UbuntuOneは使えるようになり、パソコンとのファイル共有もスムーズになった。
ただ、私だけなのか、Windows版でのUbuntuOneに不具合がおきる(?)様で、うまく同期していないことに気づいて、使用することをやめた。不思議な名前のファイルも増えていく現状も見られた。
これはUbuntu同士であればおそらく問題ないのだろう。
AZにはUSB端子とSDカードリーダーがついているので、やはり、こちらを利用する方がいい。
LuckyBackupというソフトがなかなか使いやすく、外部メディアの情報を本体にミラーリングコピーしたり、その逆をしたりできるので、これをうまく使う方が確実だ。

Ubuntu AZを使っていていつも思うことだが、レジュームから5秒ほどで復帰して無線LANもすぐに使える状態になっている。
PDAの範疇ではなくてどちらかというとPCとしての役割を果たしてくれているのに、モバイルとしてなかなか優秀だと思う。
 SDカードを取り出せなくなったLifeTouchNOTEのファイルをコピーするために、USBで母艦としてつなぐことができる。
同じ様なハードウェアーのマシンなのだが、お互いに全く別なマシンになってしまっているのがちょっと愉快でもある。
もちろん、スマートフォンもつないで、マウントしてファイルを操作できる。そのついでに、充電までしてあげられる。ケータイの充電が底をついた時の予備バッテリーにもなってくれる偉い奴である。



0 件のコメント:

コメントを投稿