2014年4月14日月曜日

Nexus7に導入した秀逸ソフト

Nexus7を使い始めてから半年近くになる。
この、ポケットに入るギリギリの大きさで軽量のタブレットというコンセプトは絶妙だ。
基本的にはスマホと同じアプリが動いているだけなのだろうが、視認性が高いと恐ろしく使い勝手が良くなる。しかも、持ち運びが楽で、片手で持てる。
以下、自分が 2013 Nexus7 simフリー版で愛用しているアプリの一覧。
※有料の表示がないのは全てフリーソフト。

●IPフォン: 050 Plus(月額使用料金有り)
 今まではスカイプ等も使ってきたことがあるが、音質的には多少聞きにくい面もあるが、こんなもんだと思えば十分実用に使える範囲である。050同士が無料になるので、普及するほどこれから得になっていくだろう。このおかげで本当にケータイがいらない。

●スケジュール: ジョルテ
 これ以外の選択肢はいくら探しても見当たらない。これで無料とは素晴らしい。ただ、予定の変更にかかるタップの回数が多いのが残念。昔のPalmと比較するとかわいそうだ。

●連絡先: 標準ソフト
 なかなか使いやすいソフトだ。ただ、昔のPDAと比較すると、項目が多すぎて使いにくい面は否めない。しかし、これはグーグルの連絡先と同期してくれるので、項目を合わせていかなければならないということだろう。 

●TODO・メモ: 見ながらメモ と simpleaf
   見ながらメモは、マルチウィンドウではないアンドロイドの弱点をカバーしてくれる良いソフトだ。ただ、書き込めるテキスト量が少なかったり、余計なスペースが入ってくるのがやや残念。

 simpleafは手書きメモソフトの中では最強だと思う。見ながらメモと同様に、他のソフトの情報を参照しながら画面いっぱいにメモを書くことができる。また、逆に、オーバーレイを使うとsimpleafのメモを見ながら、他のソフトを操作できる。これとジョルテを組み合わせると、自由度の高いスケジューリングやTODOを作ることができる。また、スクリーンショットの併用すると、画面に書き込んだ手書きメモを画像ファイルとして保存できる。それをメールに添付することもできる。

 ●テキストエディタ: Jotaテキストエディタ
 相変わらず最高のエディタで、否のつけどころがない。これに慣れると、パソコンのエディタでさえ使いにくく感じてしまう。

●メール: gmail と 標準のメール
 gmailは使い勝手が良い。ただ、未読がたまった時に未読を一括して既読にする機能がほしい。
 標準のメールには、050Plusを申し込んだ時についてきたOCNのメールを登録している。時々、ケータイのキャリアによってはgmailがはじかれたりするので、予備のメールがあるのはありがたい。しかし、このソフト、一度作ったアカウントの情報を変更することができない。変更ができないので、通知をオフにして、新たにアカウントを作るという状態だ。ありえない。どうなっているんだ?

●ブラウザ: chrome と Boat Browser と FireFox Beta
 ブラウザはchromeがパソコンとブックマークを同期してくれるので愛用している。何か調べたい時はいつもこのソフトだ。
 Boat Browserもよいブラウザだが、申し訳ないのだが、天気予報専用アプリにさせていただいている。こんな使い方なら、もっと軽量なソフトでも良いかもしれないが、Nexusは重さを感じない。
 ForeFoxはフラッシュが動くので、ブラウザ上でなければ動作できないワードプレスなどを使用してブログの更新や変更をするのに役に立っている。

●ワープロ・表計算: Kingsoftoffice(有料) と QuickOffice と AndrOpenOffice
 Kingsoftofficeは使い心地が良く、ワードの文書もほとんど崩れることなく表示してくれる良い有料ソフトだ。しかし、今のところ全角スペースが全角扱いにならないので、レイアウトが思ったように整えられない。非常に残念だ。
 QuickOfficeは無料のオフィスで、秀逸だと感じる。ドロップボックスとの連携が弱くて、自分にはあまり使いこなすことができないが、注目しているのは、ワープの罫線の表を結合できるところだ。また、プレゼンテーションソフトもプレゼンするだけでなく、フローチャートなどの図やポスター等をつくるソフトとしても使える。
 AndrOpenOfficeはバージョンアップを繰り返し、最近になってマウスモードが使えるようになった。これによって、ドラッグなのか、フリックなのかの使い分けができるようになり、実用性が飛躍的にアップしている。Bluetoothでキーボードとマウスを使い、マウスモードで操作すると、ほとんどパソコンと同様のオフィスが使えるようになる。複数の文書を扱うことができないが、他のオフィスソフトと切り替えながら使えば重宝する。

 ●辞書: Weblio
  今までオンライン辞書は嫌いだったが、Nexusがネットにつながっていないことはほぼないので、考えが変わった。オンラインでなければ難しい非常に膨大な内容の辞書を提供してくれる。ログインしておくと、紙の辞書に記をつけるかのように自分が何を調べたかの履歴を見ることもできる。

 ●ライト: カラーライトHD
 Nexusは背面のライトはないが、液晶を利用して非常に明るいライトを作ることができる。夜中にトイレに行く時にも便利だ。

●テザリング: テザリングON/OFF
 イーモバイルのポケットWifiのテザリングボタンはエラーになることが非常に多かったが、このボタンが裏切ったことはない。おかげで、Nexusは優秀なポケットWifiになる。

 ●ファイラー: ESファイルエクスプローラー
 パソコンでもこれだけありがたい機能のついたファイラーはないだろう。パソコンでもファイラーから直接クラウド上のファイルを扱いたいものである。

●クラウドサービス: DroopBox
 できれば、全てのファイルを本体に入れて、クラウド上と同期して欲しいのだが、あいにく一部のファイルにスターをつけて管理することになっている。しかし、常時ネットとつながっているNexusでは不便を感じないで済む。

●音楽の聞き取り: Audipo
 昔、カセットテープにカウンターを表示させて音楽の聞き取りをしていた。それと同様以上のことがこのソフトでできる。曲のスライダーが何行にも分かれていて長いので、曲の一部を何度も聞き返すことが可能だ。

●画像ビューア: Quick Pic
 画像を見る時には結局このソフトが一番良かった。一覧を見ながら複数選択して削除や移動などファイル操作もさせてくれる。画像の回転やクロップができる。更に編集する時は他のソフトにとばせる。スライドショーにはエフェクトもかかる。

●画像編集: Snapseed
 非常に扱いやすい、画像の補正ができるソフトだ。画像を上下左右にフリックすることでメニューを選択したりエフェクトの量を加減できたりできる。できあがりは、パソコンのソフトを使ってもなかなかできない良い仕上がりになる。

●PDFをJPEGに変換: PDF2Image with MuPDF
 PDFのままで閲覧はできるが、あの資料はPDFで、あの資料はJPEGでと混在させると面倒なことがある。また、PDFのままだと、自分の資料に素材として貼り付けることができない。JPEGとして変換することができれば、必要な部分を上記のソフトでクロップしてワープロソフトの素材として貼ることができるので、あれば使える。

●VideoPad Master's Edition(有料)
 これがあれば、動画編集はひと通りできる。ソフトとしてはWindowsXPに添付していたムービーメーカーに近いが、こちらはハイビジョンまで編集可能である。最近ありがちな、データをウェブ上に上げて勝手に編集してお金をとるという残念なソフトではなく、レンダリングもNexusにさせる硬派なソフトだ。だから、編集作業だけ空き時間に行って作業内容だけ保存し、レンダリングは充電しながら寝る前などにさせるといい。できあがりを見ると、パソコンで編集した動画と遜色なく、シーンとシーンをつなぐエフェクトも美しい。今のところ、まともな動画編集ができる唯一のソフトだろう。
  機能制限があり、広告がつく無料版を使うこともできる。気に入ったら購入すべきだが、無料版をアップグレードすると、内容はVideoPad Master's Editionになるが、表示は「Free Edition」と書いたままなので、ちょっと残念になる。だから、VideoPad Master's Editionを改めて購入するべきだ。

●AndroVid Pro(有料)
 こちらは動画のカット編集や動画から静止画を掴むソフト。特に動画のカット編集では画像の劣化がないのが良い。上記のソフトで編集する前に大雑把にカットしておくのにいい。Avidemuxというソフトに似ているかも。

●スケッチ: Autodesk Sketchbook Pro(有料)
 これだけのタブレットであれば、やはり、高級感のある絵を描いてみたい。
 このソフトはカメラで写した画像等を背景にして輪郭線をなぞり、複数のレイヤーを重ねながら色を塗り重ねて自分でも驚くほど美しい絵を描けてしまうというソフト。使いやすいペンが一本あれば、延々と絵を描いていられる。下手なゲームで遊ぶよりも楽しい。

●ニュース: SmartNews と 聴く!ニュース
 通勤電車の中で読むならSmartNews。移動中にヘッドホンで聴くなら「聴く!ニュース」という感じだろうか。これで、新聞もテレビもいらない。

●USB外部メディア用ファイラー: Nexus Media Importer
 このソフトが優秀という訳ではないが、サンワサプライから発売されているUSBホスト変換アダプタSWC2513111は必ず購入すべきだ。このアダプタのおかげで、Nexus7にUSB端子ができ、USBで動かすかなりの周辺機器が利用できるようになる。一番利用するのはカードリーダーやUSBクリップ、USB接続ハードディスク等だろう。これらのファイルを扱うのにこのソフトが必須になる。これで、外部端子を持たないNexus7の弱点をカバーできる。Nexusのデータをパソコンに移さなくても、外付ハードを直接つないでできるのだから、すごい時代になったものだ。マウスやキーボードも動くようだが、USB接続の自宅の外付DVDは動作しなかった。

●プリンタとスキャナー: iPrint&Scan
 自宅ではブラザーのプリンタを使用している。ネクサス側からスキャナを動かして直接ネクサスに画像を転送したり、ネクサスからの印刷が可能になる。ネクサスからドロップボックスにデータを入れて、プリンタからドロップボックスのデータを読みに行って印刷することもできる。いよいよ、パソコンとはお別れする時期が近づいてきたようだ。さようならマイクロソフト。私たちはビルゲイツに献金し続けてしまったようだ。

●ゲーム: ???
 あえて何がいいとは書かない。強いて言うなら全て良いはずだ。これだけ条件の良いゲーム機がある訳がない。視認性が高い、持ちやすい、軽い、バッテリーが長持ち、音がいい。ちなみに、私はあいかわらずSuperGNESでスーファミのソフトを動作させてしまう。スーパーボンブリスのパズルモードは今やっても難解で面白い。また、敢えてJohn NESでパックマンをして見せ、そのシンプルな面白さを子どもたちに教えている。John GBCを入れて、あえて、モノクロゲームを楽しむこともある。このサイズ、フルカラーデバイスで、ゲームボーイ初期のモノクロゲームを大画面で楽しむのは、内容以上の面白さがある。