2014年8月1日金曜日

Dynabook AZ Ubuntu14.04にひっちゃかめっちゃか

何の不自由もなくUbuntu13.04のまま使い続けいていたDynabookAZ。
以前に一度13.10を入れてはみたものの、無線LANがうまく動作しなかったので、結局元にもどして使っていた。

ロングリリース版の14.04が出たので、ここらで再度入れてみようと思い至った。
今まで動作しなかった新しいソフトが動くかもしれない。
今までの不具合が修正されているかもしれない。
ハードウェアーのスペックはもともとなかなか高いので、どうしても期待してしまう。

いつも通り難なくインストール。
ひょっとしたらと思って、何もせず、まずFirefoxでYoutube視聴してみる。
お。少し重いが許容範囲以内で、いきなり音も出て再生。
これはいけると思って、言語サポートやアップデートなどやってみるが、途中でエラーが発生して何度やってもその先進まない。
フラッシュがうまく動くとなると、ブラウザ上でのかなりの作業が可能になるはず。
ブログを更新したり、グーグルドライブを扱ったり、用途は多い。
しかし、日本語化さえできない状況。何とも悔しい。

仕方がなく、元々使っていた13.10に戻す作業を開始。
インストール終了。
ここで、あれこれソフトを入れて設定などした。
日本語化もできる。
ところが、アップデートしようとすると、新しいディストリに変えるように言われる。
今まで新しいディストリにしようとしてもさせてうまくできないことが多かったが、今回だけはスイスイとアップグレード終了。
念願の13.10で無線LANも使える状態。
一応うれしくなって、これで、アップデートして使おうとしたら、またしてもアップグレードを要求される。
あれ? と思いながらもアップグレードに成功して再び14.04に戻ってくる。

まあ、日本語化できて、14.04使えるならいいかと思ったが、途中で色々いじくったせいか、フラッシュは動作しない。おまけにグーグルクローンで文字入力できない。かなり致命的な状況だ。

正直、ここまでに恐ろしく時間を費やしてしまった。
私の目的はこれをいじくることではなくて、これを使って本当に日常の仕事をこなしていくことだ。
ちょっとでも快適になればと思って時間のある時に設定すれば忙しいときに時間を稼げる。
そんな思いでいじったのが、えらい遠回りをしてしまった。
しかも、けっこう頼りにしていたAZ、ほとんど使えなくなってしまった。

後の手段としては今回入れたバージョンよりも古い物を試すこと。
実は今まで12.04をパスしていた。
Unityが嫌いだったからだ。
これはロングリリース版だからアップデートくらいさせてくれるだろうと、改めてイメージをダウンしてインストール。
ああ、このケーブルでつなぐ作業、いったい、何度やっただろうか、、、

インストール直後、ひょっとしたらと思ってFirefoxでYoutubeを視聴してみる。
再生できた。音も出る。
言語サポートでの日本語化、アップデート、その他のソフトの追加も問題なくできる。
一通りの設定を終わらせてソフトを追加できたら、UnityからLXDEに変更。

結局、やったのはダウングレードだったが、結果は大幅なアップグレードだ。
安定して音が出るし、フラッシュは順調に動作している。
操作感も言うことない。
UbuntuOneが入っていないが、不具合も多かったし、最近サービスが終了していたので特に問題ない。

パソコンやNexusとの日常的なデータのやりとりをどうしようか考え中だが、5mmしかはみ出さないUSBクリップにデータをいれておけばどのマシンでも使える。
細かいデータはDropBoxに入れておいて、GoogleChromeからアクセスしてもいいし、グーグルドライブにメモを入れておけば色々な原稿を直接共有できる。
Youtubeは見られても他のフラッシュを必要とするページがやはり見られなかったりと、まだ課題は残るが、テキストベースで操作したいページについてはきちんと表示できているので、問題はないだろう。

AZは持ち運べるワープロ機として十分に重宝していたが、偶然かもしれないが、今回のダウングレードでパソコンに一歩近づいた環境を軽量に持ち運べる状況になってくれたのがうれしい。
今回は自分にとって使えるレベルでなかった14.04だが、数年後には安定して使える状況になってくれていると更にうれしい。