2016年9月5日月曜日

ポメラDM100でDropBox上にあるテキストファイルを編集する

ポメラは基本的にネットにはつなげられない。
特殊な方法としてToshiba FlashAirCradを利用して登録しておいた無線LANに入ってEvernoteに一方的に送信するということはできる。
しかし、これは一つ一つアップロードするだけで、Evernote上のファイルを再編集する機能がない。
ポメラだけを使って文書を作り続けるならそれ良いのかもしれないが、ケータイで参照したり、パソコンでネットから情報をもらってきてコピペしたり、ワープロソフトの文書から必要な部分をスクラップしたりして文章ができていくことが多い。
そうなると、テキストファイルはクラウド上にあって、どこからでも編集・参照できるのがベストなのだが、ポメラはそれがほぼできない。ファイルのある場所は本体かSDカード。

そこでAndroidのケータイ端末経由しながらDropboxのファイルを編集する方法を前にも書いたが、もう少し整理して詳しく書いてみる。
いくつか方法はあると思うが以下が一番楽だった方法である。

まず、ケータイにはESファイルエクスプローラ等の、クラウド上のファイルにアクセスでき、Bluetoothファイル転送ができるソフトを入れておく。
また、このソフトから直接自分のクラウドサービスを使えるように設定し、ポメラとBluetooth転送ができるようにも準備しておく。

①ケータイのBluetoothをONにする。

②ポメラのBluetoothボタンを押してファイル転送を準備する。

③ケータイのESファイルエクスプローラでポメラを探して転送先のフォルダを表示させる

④エクスプローラから別のウィンドウを開いてDropboxのフォルダを表示する。

⑤Dropbox上のテキストファイルをコピーする

⑥ポメラのウィンドウに戻って張り付ける。ファイル転送がはじまる。

⑦ファイルの転送が終わったらポメラのBluetooth転送を終了する

⑧ケータイのESファイルエクスプローラのソフトを終了させておく。

これで見事にクラウドのテキストファイルをポメラで編集できるようになる。
編集が終わったらポメラ本体に上書き保存をし、それを、上記の方法の逆を行ってDropbox上に上書きアップロードすれば良い。

ポメラはあいにく、今時古いShift-JISコードで、他は読めない。
UNIXコードで書かれたテキストファイルもたくさんある。
テキスト変換が必要な時は、いったんケータイにダウンロードしてJota TextEditorなどでファイル変換してから転送すればポメラで編集できるようになる。(残念だがケータイは便利だ。)

ポメラをケータイの外付キーボードにしてしまう考えもあるだろう。
文章が短く、テーブルが確保されているならそれもありだと思うが、ケータイの限られたバッテリーを、無尽蔵に使い続けられるポメラで消費を抑えるというのも重要なところだと思うので、やはり転送してしまった方がいいだろう。

編集したテキストファイルを再びクラウドに戻すならEvernoteもありかと思うが、自分はやはりsimplenote派なので、使う気になれない。

ケータイのESファイルエクスプローラを使えばポメラに入っているテキストファイルを直接表示できるから、テキストを全て選択しコピーし、それをsimplenoteに張り付ける方がいい。

それにしても、やはり残念なのが、このEvernoteアップロード機能。
こんなのをつけるくらいなら、メールの送信機能をつけてほしかった。
メール送信ができるなら、自分宛にメールを送ってメモにできるし、ケータイではなかなか打ち込みにくい長めの文章のメールをすぐに送信できるし、このブログにも直接投稿できるし、その気になれば自分のEvernote宛に送信することもできたのだ。

キングジムさん、古い端末とは思わず、今からでも新しいファームウェアー作ってくれないかな。Ver1.5に期待してます。

ところでiPhoneはBluetoothでファイル転送できないんですね。なんでですかね?
iPhoneで同じ様なことするなら、AirCardのLANにiPhoneで入るしかないでしょうね。
この場合はGoodReaderなどのソフトで入って、一同本体にコピーし、ネットにつなぎ直してからクラウドにアップする事になるでしょうね。面倒です。