2014年5月12日月曜日

Nexus7にUSBホスト変換アダプタ接続で劇的な拡張性

Nexus7には外部メディアを扱うスロットがない。
内部に32GBあり、とりあえず容量的には不足はない範囲だが、デジカメ等で撮影したデータを物理的につないでコピーする方法がないのは残念である。
特に、マイクロSDカードはぜひつけて欲しかったが、 何でも完璧に揃っているPDAは結局巨大になって使い勝手が悪くなる。おそらくはこの細さと軽さを実現するために割愛したと思われる。

このちょっとした弱点をカバーするのに、サンワサプライのUSBホスト変換アダプタ(SWC2513111)を利用してみた。
 これを使うことで、ネクサス側がパソコン側(ホスト)になり、USB機器を接続できるようになるという目からウロコ的な装置だ。
 選択肢としてはmicroSDカードを扱うためのカードリーダーもあったのだが、こちらはmicroSDカードのみしか扱えないので拡張性が低い。どうせならUSBで繋げられる物を全部つなげられたほうがいいのでこちらを選択した。
 以下、その使い勝手のレポート。

 ・  かなりのUSB機器が動くらしい。マウスやキーボードも動くらしいのだが、どちらもBluetoothで接続できるので、自分としてはやる必要なし。重宝しているのは、USBクリップ、SDカードリーダー、そして何とUSB接続ハードディスク、デジタルカメラやデジタルビデオカメラもUSBで接続してマウントできる。
 そうすると、デジカメで撮影した動画などをNexus7にコピーして、VideoPadで動画編集をすることも可能。できた結果をUSB接続ハードディスクに移動してNexus7の容量を減らすこともできる。何だこれは、ほとんどパソコンじゃないか。すごすぎないか。

・自宅にあるUSB接続DVD-ROMを認識するかと思ったが、できなかった。できれば、DVDのデータを参照したり、DVDビデオを直接見ることもできるようになるのかもしれない。DVDを焼けるようになる気もする。
・ 32GBのmicroSDカード
 →5mmしかはみ出さないUSB接続microSDカードリーダー
  →USBホスト変換アダプタ
 普段は、この3つを合体して持ち歩くようにしている。
 これは、ちょうど、Nexus7で使うUSBクリップの様なものだ。パソコンとの大量のデータの受け渡しも、これが実に快適だ。 カードリーダにストラップをつけておけば、全体をなくさないで済む。
・ 他にも、電源供給源として使えるという裏技がある。例えば、NexusにUSB接続のライトや扇風機をつけることができる。ライトなどは真っ暗闇で動画を撮影したい時は使えるかもしれない。また、他のケータイを充電してあげることもできる。Nexus7のバッテリーはケータイと比べて容量が大きいので、力尽きて困っている隣人のケータイを短時間でも充電させてあげることができる。