2013年9月28日土曜日

Dynabook AZ のUbuntu化

しばらくブログをほちってしまった。

あれから、やはりdynabookにソフトを追加できず苦しみ、ご多分に漏れず、ubuntu化に踏み切る。
現在はubuntu12.10を入れて、快適に動いている。
普段はUbuntuを使っているので、やはり、ファイルの共有がしやすくて楽だ。
こうなると、画面が大きくて文字入力がし易くなったNetWalkerという感じ。
動作するソフトにはNetWalkerと同様に制限があるものの、かなりの量のソフトが自由に使えるところはありがたい。
特筆すべきは、パソコン周辺機器ではなく、パソコンになったということ。
USB端子があって、逆にパソコン周辺機器をつけることができる。
パソコンにとって当たり前だが、PDAにとっては非常にありがたい。
これのおかげで外部メディアを自由に扱えるだけでなく、拡張性が大きく広がる。
例えば、USB経由でマイクを取り付けることも可能だ。
これをPDAとは言わないだろうが、軽く持ち運べて長時間稼働する点ではPDAの様に使うこともできる。
以下、使用感。

・バッテリーは相変わらず長持ちする。優秀。しかし、一日中講演を記録するのにテキスト打ちし続けられるほどではなかった。(午前中いっぱいでノックアウト)
・音が出ない。と、思いきや、Alsaの設定をひたすらいじくると鳴る。設定がありすぎて、どこが肝なのかわかりにくかった。そして、再起動すると再び音がでなくなるので、再度設定しなおし。面倒。
・リブレオフィスが快適に動作。USBメディアに入った公文書を快適に編集できる。不完全なワープロソフトではないのでパソコン側にもリブレオフィスを無料でインストールしておけば、100%の互換性。素晴らしい。
・Ubuntu化する前は、あんなに動画再生が優秀だったのに、今はまるでダメ。VGAサイズもカクカクぎみ。
・日本語変換システムが今ひとつ。ネットで調べるとgoogle日本語入力が使えるようだが、素人には無理。
・メールやインターネットが重い。明らかにケータイを使ったほうがいい。

ということで、公文書づくりには良いマシンだが、マルチメディアを扱ったりネットワークに入るには今ひとつという端末となった。薄っぺらくて、バッテリーの持ちが良いネットブックという位置づけに近いが、主な役割はワープロと表計算のモバイルである。
特に、公文書をレイアウトの崩れなく運べるワープロや、大きな画面で内容を確認できるエクセルファイルを持ち運べるモバイルというのは他にはない。
もともと、ポケットから取り出して予定を確認したり、メモを参照したりするPDAの役割からは大きく遠ざかったが、 持ち運んで便利であることは変わりない。
おかげで、NetWalkerの活躍の場がほとんどなくなってしまった。

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