2011年2月10日木曜日

そもそもPDAの最初

自分的に最初に購入したのは大学に入ってから全く金がないのにローンまで組んで購入した3行表示ワープロ
1985年の頃。
当時は小説を書くことが夢だったが、ワープロを購入することで、自宅でその夢がかなうと安直に感じた物だった。

当時のワープロは手書きの文書を見ながら清書することが主な目的だったようで、保存媒体もない場合が多く、画面表示も一行なばかりか、左右にスクロールしないといけないほどの狭い表示でなんとかしているワープロが多かった。
*ワープロと言うより、テプラに近いかな。

そんな中で1DDではあるもののフロッピーディスクドライブを搭載していることは画期的だった。
文字の横倍、4倍に加えて罫線も自由に引けた。
そして素晴らしかったのは40桁×3行の大画面(笑)の液晶画面だった。

また、驚いたことに充電バッテリーを内蔵しており、電源を抜いても作業が切れてしまうことがなかった。
バックライトがなかったので、暗いところでの作業は難儀したが、おかげで充電バッテリーは数時間使用でき、場所を選ばずにテキスト入力することができたばかりか、感熱紙を入れると印刷までできた。

レイアウトをしっかり整えることができて、印刷までできるワープロを搭載したモバイル電子機器は未だにない。
そんな訳で、ビクターの3行表示ワープロ(型番不明)は今思い出しても使えるツールだった。

結局このワープロで多くの小説を書き、卒業論文もこなし、就職しても5年間使用し、約9年間、すたれることなく使用し続けた優れものだった。

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