2011年4月23日土曜日

NetWalkerに想う

これはすごいマシンだ。
pdaなのにubuntu搭載でlinuxのソフトが本当にそのまま動く。
起動にはそこそこ時間がかかるが、起動してしまえば、open-officeもgimpもそれなりに使えてしまう。
?万円で購入する某フォトレタッチソフトと同等の機能の持ったgimpをペンを使いながらどこでも扱えてしまうのだから、それだけで驚きだ。
今までのpdaではまともなワープロがなく、ワード形式で保存したとしてもパソコンに取り込んでみると、書式が崩れていたり、失われていたり、がっかりすることがおおく、それであるなら、割り切ってテキストで原稿だけ書くという使い方がメインだった。
しかし、このnetwalkerでは本当にワープロが動く。
これは自分にとってありそうでなかなかかなわなかった夢でもあった。
手の平サイズでキーボード搭載。瞬時に起動してまともなワープロが動く。
usbポートもあるので、usbメモリにオープンオフィスポータブルを入れておくと、impressで作成したプレゼンなども、usbメモリ経由でどのパソコンに入れても崩れることなく反映することができる。
ところが、あらゆる意味で理想のマシンなはずのに、実際にはそれほど使えていない。

理由は単純。
使っていると疲れる。
小さすぎて操作しにくい。
これは何だか、ギネスに挑戦的な小ささで、小ささにこだわった作りなのか、画面の文字は小さい、キーボードは小さくてペコペコ、とても通常の人間が快適に扱えるサイズではないと思う。
ギネスに挑戦せずとも、もう少し画面を広く、軽くするよりも薄くして、キーボードももう少しゆとりを持ち、ネットブックよりも一まわり小さくて二まわり薄いタイプのubuntuマシンがでてくれたらと思う。

そんな訳で、理想に近いマシンでありながら実用から離れてしまったnetwalkerだが、まだ活用の場面は多い。
特に、エクセルのファイルを持ち運ばなければならない時で、身軽に済ませたい時はなかなか重宝する。
このマシンは5秒で起動するので、カルクを起動したままにして数値の入力済ませて上書き保存したらまたすぐにレジューム状態にできる。
母艦にもどっても、同じソフトを使えば書式の崩れは全くない。

シャープさんはタブレット型のnetwalkerを出してから、沈黙したままだが、今だからこそ、もう一度キーボードでまともなワープロ動かせるubuntu搭載のマシンに再度チャレンジしてほしいと切実に思う。
アンドロイドマシンも魅力的だが、ワープロや表計算ソフトは有償にもなるし、おそまつそのものだ。
無償のopen-officeを持ち歩けるキーボードマシンを、今度は、人間にとっての使い易さをメインに考えてぜひ作って欲しい。
本当に使いやすいものであれば、多少大きくても愛用して持ち歩くはずだ。

という訳で、netwalkerについてどう思うかを、dynabook azを使って書いてしまっている、、、

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