2011年4月1日金曜日

史上最強のPDA iPod Touch 4th

iPod Touch 4thは素晴らしい。
理由は単純。
薄くて軽いからだ。
かつてPalmVxやクリエT400を使っていた時も薄さと軽さが魅力だった。
ワイシャツの胸ポケットにさえ入り、時々持っていることさえ忘れるほどだった。
当時は貧弱なCPUにモノクロ液晶で軽いPDAを選ぶか、カラーにして分厚い物を選ぶか選択を迫られ、自分は常に前者を選んできた。
自分のテキストメモを見るのにカラーは必要なかった。
しかし、カメラ機能で写真によるメモを蓄積したいという要求に答えられず、また、ブラウジングに課題が残り、どうしてもカラーにしていかざるを得なくなり、やむを得ずカラーのデバイスを使いはじめたが、モノクロ液晶に比べてカラーはあっという間にバッテリーがなくなり、常にバッテリーの残量を気にしながら使うのがいやだった。
特に無線LANをオンにしたままだと、みるみるバッテリーがなくなってしまい、無線機能は使えるものの、使いたい時にさっと使えるレベルではなく、だんだん、カラーのPDAは使いにくくなり、ケータイ電話を使うようになってしまった。
カラーのPDAは重く、バッテリーの持続に問題があり、特に屋外では非常に見にくかった。
しかし、時代を経てとんでもないマシンが生まれたものだ。
iPod Touch 4thは一日フルに使ってもまだバッテリーに余裕がある。
しかも、電源を切っている最中も無線LANはオンになりつづけ、定期的にメールの受信をしたりしている。
液晶は驚くほど見やすく、バックライトもついているはずなのに、バッテリーはなくならない。
カメラはハイビジョンの動画さえ撮影できる。
本体の要領は64GBもあり、昔のノートパソコンは完全に負けている。
ハイビジョンサイズの動画の再生もできる。
高速処理のCPUを使っている。
極限まで薄い。
バッテリーの充電時間は1時間もあればほぼ満充電してくれる。
おかしい。
iPadやiPhoneは特にすごいとは思わなかったが、この薄さ、この軽さで、カラー、無線LAN、高速CPUでありながら、なぜここまでバッテリーが長持ちするのか。
これには未だに驚愕せずにはいられない。
そして、ソフトウェアはiPhoneと同様に2万種類以上の豊富なソフトが存在する。
iPhoneと似たようなケータイはいくらでも今後存在するだろうが、iPod Touch 4thと同じ様なPDAはこれかも現れないだろう。
自宅にまだあるクリエT400と実際に比べて並べてみたところ、当時あれだけ薄くて軽いと思っていた白黒液晶のクリエT400だが、何と、IPodTouch4thの方が薄くて軽かったのだ。
iPodと言えば音楽プレーヤーとしての認識が強いのかもしれないが、これは純然たるPDAの王道だと自分は勝手に思っている。



0 件のコメント:

コメントを投稿