2013年10月22日火曜日

テキストかワープロか

モバイル環境はテキストファイルさえ扱えれば良い。
自分はなるべくそうありたいと思っているが、ところがどっこいそうではない。

モバイル環境ではレイアウトなど関係なく、原稿を打ったり素材を集めたりしておいて、デスクトップパソコンでレイアウトを整えたり印刷すればよい。
自分はなるべくそうありたいと思っているが、実際にはなかなかそうはいかない。

まず、何の資料もなしにゼロから文章をつくることはあまりない。
だいたいの場合は他の人の作った文書や去年のデータを参考にして書き換えることが多い。
また、誰かの作成した枠にそって、提出するものをつくらなければならない。
自分の作成した文書は原稿だけでなくて、体裁の整った文書にして印刷して、ミスを確かめたり、他の仕事の仲間と共有したり、回覧したりしなければならない。
特に、印刷されて回覧されるとそれが貴重な最新データになる。
手元のテキストファイルをいくらいじくりまわしても、それは最新ではないので危険だ。
書類が戻ってきたところで、レイアウトを整えたまま変更をかけなければならない。
そうしてできた体裁の整った文書を、またテキストファイルに変換してモバイルすると、レイアウトも崩れるし、次第にどちらが最新のデータかわからなくなる。
だから、いやでもワープロソフトを使用する必要が出てくる。
みんな、体裁を整えることなんかやめて、テキストで仕事をすればいいじゃないかと思うが、人にわかりやすく、直感的に理解してもらうためには、体裁が整っていたり、図や表や写真があることも必要になる。
だから、PDAはきちんとワープロを動かせることが最優先の課題ではないかと思う。
しかし、通常のPDAは動画編集や3Dのゲームまでできるようになった癖に、10年以上前に動いていた程度の機能のワープロを未だに動かすことができていない。
私はよく、DSのソフトでワープロがでないものかと考える。
電子辞書サイズで、それなりに打ちやすいキーボードがついた、昔の書院並みの機能のついたワープロが動いてくれれば(NetWalkerが近い、、、つくづくキーボードが残念)いいのにと思う。
AndroidのソフトでAoo(アンドロオープンオフィス)が出ている。
手持ちのスマホにインストールしてみたところ、デスクトップで使用しているソフトと遜色ないオフィススイートで、その機能に驚いた。しかし残念なことに、スマホの画面では小さすぎて実用レベルでない。
LifeTouchNOTEだと少し快適になるかと思ったが、OSのバージョンが低くてインストールできず、これまた残念。
Nexusくらいだと快適に動くのか調べたいところだが、Nexusはキーボードを持たないため、候補にならない。オプションで外付けキーボードがあるので、それを使うのも一つの方法かもしれないが、合体ロボは、合体している最中に敵に攻撃される。
キーボードの使用頻度はかなり高いので、モバイル環境でいちいち合体はないだろう。
キーボードがいらないならケータイですんでいるはずだ。

テキストとワープロ。
特に、ワープロを快適にモバイルできる環境は、簡単そうでかなわない夢のまた夢なのだろうか。

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